GDIカラーbitmap(24ビット)プリンタドライバコアの開発
UniDriver に対して、機種ごとの異なる制御コマンドや印字能力などの情報を提供します。
プリンタ動作設定用のダイアログは標準で用意されたものを使用しますが、お客様オリジナルのものをデザインいただくことも可能です。

印刷機能
プリンタドライバで実装される各種機能は以下の通りです。DOS/Vマシン(およびその互換機)を対象としたもので、UniDriver の機能に準じます。詳しくは裏面の表を参照してください。
- 解像度選択
- 用紙の向き(縦/横)
- 給紙トレイ選択
- 両面印刷モードの指定(なし/上下綴じ/左右綴じ)
- コピー枚数の指定
- 用紙サイズ選択
- ディザリングの指定
- 出力トレイの指定
- 印刷品質の指定
各プリンタに最適化されたものではないため、画質や印刷速度の面で制限が出る場合がございます。
プリンタの能力を最大限活かすことを優先するならば、各プリンタ独自のフル規格ドライバを選択いただくことになります。
UniTool版ドライバの能力/限界の詳細については、お問い合わせ下さい。
製品詳細
製品内容
- ドライバのソースコード一式
- プリンタドライバのインストールに使用するINF ファイル
- UniTool の設定に関するドキュメント
印刷機能
解像度選択 |
上限600DPI まで
※ Windows3.1では300DPI まで |
---|---|
用紙の向き設定 | 縦・ポートレート/横・ランドスケープ |
給紙トレイ選択 | 自動/トレイ1~ 5/手差し |
両面印刷モードの指定 | なし/上下綴じ/左右綴じ |
コピー枚数の指定 | 最大999枚まで |
印刷用紙の選択 |
Executive/Letter/Legal/Ledger/A3/A4/A5/
封筒Monarch/Com-10/封筒DL/封筒C5/B5/ JIS B4/JIS B5/カスタム設定 |
ディザリングの指定 |
ディザなしNone/Coarse/Fine/Line Art/Error Diffusion
※ Windows3.1はError Diffusionをサポートしません。 |
出力トレイ(Bin)の指定 |
Default Bin/Bin1~Bin10
※ Windows3.1 では未サポート |
印刷品質の指定 |
Plain/Transparency (OHP)/Envelope/
Thick Paper/Letter-Head ※ Windows3.1 では未サポート |
開発環境と製品ソースコード受け渡しまでの流れ
本ソフトウェア部品を利用する場合には、別途開発環境が必要となります。
- Microsoft WindowsO SDK/DDK(各種OSに対応したもの)
- DDK をサポートする開発環境(Visual C++O)
お客様から制御コマンド、データ形式などをご提示いただき、弊社において、まず標準ダイアログ仕様で実装します。
カスタム設計のダイアログを使用する場合には、標準仕様のドライバが動作することを確認した後の実装することになります。
OS 付属のアプリケーションを使用して動作検証を行い、その後納品となります。
現在市販のアプリケーションによる動作検証も別途承っております。
詳しくは弊社営業までご確認下さい。
納期については、比較的コマンド数の少ないもので、開発に0.5人月程度、デバッグ/検証作業に1 人月、合計1.5 人月が目安となります。
仕様によっては、これより長い時間をいただく場合もございます。
※ Windows 、WindowsNT 、VisualC++ は米国Microsoft Corp.の米国、及び各国における登録商標です。
OS対応表
御社のご希望に基づきカスタマイズなども可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。