応用事例 車両情報管理システム
複車両の位置などの管理情報を低軌道衛星インターネット経由で本部に通信し、本部側のPCに情報を整理して表示・検索できるシステムです。
車両情報管理システムの仕組み
車両内部のセンサにより収集された車両情報や位置(緯度経度)は、衛星通信装置により結果的にインターネット網に電子メールの形にて送り出されます。
PCからの制御は車両に対して電子メールを送ることにより実施できます。
車両情報管理システムの機能
ある一定時間間隔で、車両側から位置情報(緯度経度絶対座標)を電子メールの形でPCに送出し、実際の地図上に車両の位置をマークします。
稼動地管理にて一定時間毎に送られてくる車両座標が設定範囲を超えれば、PC側から目的の車両に対して、「作動制限コマンド」を送出します。
そのほか、PC側から目的の車両に対して、ファーム書き換えを行ったり、センサ情報、故障来歴、稼動情報(エンジン始動・停止ログ)などを作成、表示することが可能です。
データ量は車両2000台を5年間保存しても3.6GBです。
また車の中に20日分のデータを保存しておくことができます。
車両情報管理システム アプリケーション
※画像はイメージです
地図上に車両位置がIDと共にマークされており、マウスでクリックすることにより車両を選択することができます。
選択された車両は枠で囲まれ、 メニューコマンドは常にこの車両に対して操作されます。
メニューコマンド
車両の一覧
現在登録されている車両IDの一覧を表示する「車両一覧ダイアログ」を開きます。
このダイアログから車両を1つ選択して以下の操作が可能です。
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車両の検索
車両の現在位置が中心になるように地図の表示範囲をスクロールする。
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登録内容の変更
登録ダイアログを開く。
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車両情報の表示
車両情報ダイアログを開く。
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情報更新
車両のすべての情報を更新する。
車両登録
登録できる項目は以下のとおりです。
- 車両のID
- メールアドレス
- 稼動範囲
- 簡単なメモ
車両情報
現在選択されている車両に対して、以下の情報を見ることが出来ます。
- 車両のID
- メールアドレス
- 稼動範囲
- 稼動情報
- 簡単なメモ
- センサ情報
- 故障来歴